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@takochuu のブログです。

Engineering Manager Meetup #4 に参加して

RettyさんのオフィスでEngineering Manager Meetup #4 が開催されまして、職場が入っているビルと同じビルだったこともあり、参加させていただきました。

engineering-manager-meetup.connpass.com

イベント自体は半年前ぐらいから注目していたのですが、なんだかんだ都合が合わず今回初参加になります。
ちょくちょく用事で中抜けしてしまったのですが、気になったプレゼンが2つありました。

登壇内容について

www.slideshare.net

1つ目は @Nunerm さんの 「エンジニアチームビルディングジャーニー」です。
聞いている中で、Managerとしての視野の広さにびっくりしました。

やってきたことを「あとからこうだったな」と考察することはそれほど難しい事ではありませんが、やっている中で何をやるべきか定義づける能力は経験と視野に裏打ちされていると思います。
このプレゼン中には、それが理路整然と整理され、まさに「たしかに!」と思わせてもらえる内容ばかりでした。

speakerdeck.com

2つ目は mochizukikotaro さんの「マネジメントについて考えていること、相談したいこと」です。
「4つの窓の役割を葛藤を乗り越え果たす」という部分がすごくしっくり来ました。
意思決定という行動において、エンジニアリングについてもマネジメントについても絶対解というのはないのですよね。
その上で、正しかろう、信じられる、幸せにできる内容で意思決定することが大切なのかなと思います。

(余談ですが mochizuki さんは 初心者がAWSでミスって不正利用されて$6,000請求、泣きそうになったお話。 - Qiita こちらの記事の著者だったのですね...w
当時めちゃバズった記憶がありますw)

同時に、先人の智慧に学んで活かすことも大事なのでエンジニアリングについてはRFCや、IPAW3C、OWASPなどの知識を取り込んで一つの意思決定ができると良いと個人的には考えています。
このあたりについては @dskst9 さんのスライドが詳しく、非常に勉強になりました。

speakerdeck.com

懇親会

懇親会はOST(Open Space Technology)という形式で開催されました。
最近社内でも開催されているのですが、自分の興味がある分野を選択して自由なディスカッションを行えるフレームワークです。

僕は、mochizukiさんのテーブルに参加させてもらって「評価」についての各社の状況などをお伺いしていましたがやはり会社の規模や文化などに依存していろいろな形態があるというのが参加した結論でした。
ここで思った事は、やっている事そのものから自社の参考になるものを捕まえるのは正直不可能に近いが、並べて考えて共通点をあぶり出したりするアプローチを取ることによって標準化したマネージャーとしてのスキルを編纂できるかもしれないなということです。

2017年ぐらいからEngineering Managerについて語られることが多くなってきた印象ですが、今後は今話しあっているようなスキルが定着する時期がきっと来ると思っていて、その次にマネジメント3.0ではないですが何かのイノベーションが起きるのではと思っています。

その時までに、自分がその渦の中にいられるよう、いろいろ学び続けて行きたいなと思わされるMeetupでした。
引き続き参加したいなと思っているので、またよろしくおねがいします!