在るものが無くなるってことは
やはり寂しい事なんじゃないかと思うのです。
友人の悠平がこんなことをfacebookに投稿していたから色々考えてしまった。
(ホームページを作る人のネタ帳のこの記事も久々に思い出した)
僕に血縁のある祖父母はもういないのだけれど
別れる時にその息子や娘である両親は僕の前なのにボロボロ泣いていたのを思い出す。
当時は全然理解出来なかったんだけど、親父が祖父に対して
最後に「お疲れ」と言ったのは彼なりの挨拶だったんじゃないかと思う。
そんなことを思っていると、全然弱音を吐かないタイプの母が
はじめて「2週間体調が優れません」というメールを送ってきた。
都内に住んでいるのであまり頻繁に実家に帰るわけではないんだけれど
何故か悪い予感がして次の日には実家に戻っていました。
なんか、20代の前半には全く意識していなかったような事が
一気に襲い掛かってくるような、そんな気がした出来事でした。
※母の体調はその後戻ったようです
持っているものとか、在ったものはいつかは無くなってしまうのかも
しれないのだけれど、その日が来た時に笑って送り出したり
送り出されるような、そんな風に生きていけたらと思います。