foolish::log

@takochuu のブログです。

北海道旅行で気づいた僕にとってのインターネット

丁度3連休だったこともあり、友人5人と北海道に旅行に行っていました。
面白いと思うのは、一緒に行った友人全員がだいたい1年ぐらいの付き合いだということ。


インターネットを通じて知り合った友達なんだけど、それって凄い事だよなー・・・と。
学生時代の同じクラスのように毎日顔を合わせるわけでもないのに旅行に行っている。それって面白くない?


よく考えてみると僕が今立っているポジションは大体インターネットがきっかけで出来てるなーと。
住んでるシェアハウスもそうだし、今勤めている会社もそうだし、大学に行かなかったのもそうだし。


中3ぐらいの頃からインターネットにどっぷりだった自分にとって、インターネットで会話して人と会って話をするということは当たり前だったし、そこで出会った人達が僕にチャンスをくれる事が凄く良くあった。勿論全部がポジティブなものではなかったけれど。


でも、そんな体験が当たり前じゃない人のほうがまだまだ多い。
それを感じたのは去年、伊勢神宮に旅行して小学校の同級生に会った時だった。
スポーツ万能で背も高かった彼は、僕が転校してすぐに引きこもりになった。
そして今は家でおばあちゃんの手伝いをして暮らしている。
携帯も持っていないし家にインターネット回線もない。


彼が幸せかどうかは置いておくとして、それを目の当たりにした時に僕は「インターネットは人を救えないのかもしれない」と思った。


ココ1年で僕の生活は目まぐるしく変化した。
シェアハウスに知らない人が遊びに来る、泊っていく、知らないコミュニティに飛び込む。
そして仲の良い友人とケンカして仲直りする。僕は前よりきちんと感情を発露するようになったと思う。


素敵な友人たちに恵まれて、最近また僕は「インターネットはまだまだイケるやないか」と感じている。
そうは言ってもインターネットだけで全ての物事は解決できないし、使い方によっては凶器にもなる。
それを承知の上で、僕がしてきたような体験をまだ見ぬ人に伝えたい。


そんなことを北海道で寿司を食べながら思っていました。
f:id:takochu27:20121124170913j:plain